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室外機を冷やして冷房の効きを良くしよう!

  • 公開日:2021年5月20日
  • 最終更新日:2022年6月8日

室外機の高温対策。どうしたらいい?

年々暑さの増す日本の夏、エアコンの室外機はその暑さをもろに受けてしまいます。温度が高くなると高圧カットが起こり、エアコンの効きが悪くなってしまい室内が快適な温度になるまでに時間がかかってしまうこともしばしば・・でもちょっとした一手間で冷房の効きをぐんとよくする方法があるんです!

結論から言うと、とにかく室外機を冷やそう!

と言っても冷やし方にはいろいろな方法があります。

以前紹介した 業務用エアコンも室外機の暑さ対策を。直射日光を当てないほうが良い? ではざっくりとした方法を載せましたが今回は室外機を冷やす方法と注意点をもっと詳しく!ひとつずつご紹介します。

簡単にできる方法ばかりですが危険もありますので、十分に気をつけながら実践してみてくださいね。

 

室外機に水をかける

バケツに水を入れ室外機の真上から優しく、まんべんなくかけてください。
また、室外機の足場付近にも打ち水をすると室外機回りの温度が下がりさらに効果的です。

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【注意点】
・必ず室外機の真上から水をかけてください。
室外機は雨風にさらされても大丈夫なよう作られておりますが、内部に直接大量の水が流れ込むと故障する可能性があります。
ホースなどで色んな角度から室外機に放水するのは絶対にやめましょう。
また、各メーカーは直接室外機へ水をかけるという方法は故障の原因になる場合があるため推奨していないケースがあります。実践する際は自前によく確認し、行ってください。
・夏場はすぐに気温が上昇するため打ち水をしても一時的な効果となります。

タオルとバケツを使って室外機に直接水をかけずに冷やす

最初に紹介した直接水をかける方法よりリスクが低く、長い間室外機を冷却する方法を紹介します。
まず、バケツとタオル(できるだけ大きいものが良い)を用意します。
バケツに水をはり室外機の上に載せます。タオルの端っこをバケツに浸し、バケツからはみ出たタオルは室外機の上に広げるようにして置きましょう。

タオルに染みこんだ水分が気化することで室外機を冷やすことができ、バケツに浸したタオルは毛細管現象によってバケツ内の水がなくなるまで常にタオルが濡れた状態となるため、ある程度の時間は室外機を冷やし続けることが可能です。

直接室外機に水をかけるわけではないので、故障のリスクもぐんと下がりますし、ほったらかしで冷却できるのは大きなポイントです!

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【注意点】
・タオルが風で飛ばないようしっかりと対策をしてください。
大きめなクリップなどを使いバケツにタオルを固定しておくのが一番簡単です。
風で飛ばされたタオルが室外機に絡まって故障してしまうことも十分に考えられますので、風で飛ばないよう設置状況に応じて十分に対策をしましょう。

室外機に日陰を作って冷やす

直接日光に当たってしまう場所に設置されている室外機は高確率で高圧カット(オーバーヒート)が起こってしまいます。
少しでも室外機を直射日光から守るため、日陰を作り室外機の温度を下げてあげましょう。
今は様々な室外機用の日よけパネルなどが販売されています。すだれタイプやアルミタイプなど・・サイズも豊富なため一度検索してみることをオススメします。
また、室外機周りに植木などを置くことで日陰を作るのも効果的と言われております。

【注意点】
・カバーが外れないようしっかりと装着しましょう。タオル同様室外機に絡まってします恐れがあります。また、サイズが小さいと効果が減少してしまうため必ず室外機に合うサイズまたは室外機より少し大きいサイズを選定しましょう。
・吹き出し口の前には物を置かないでください。熱がこもってしまい温度が上がり、結果的に逆効果となってしまいます。

番外編

室外機を冷やす方法を紹介しましたが、室外機だけでなく室内機のメンテナンスも冷房の効きに大きく関わってきます。
カビや汚れなどを放置していくとどんどんエアコンの効きは悪くなっていきます。
フィルターの掃除はこまめに行い、内部の洗浄は定期的に業者にお願いしましょう。
効きが良くなるだけでなく、エアコン自体の寿命を延ばすことにも繋がります。
エアコンコムではエアコンの分解洗浄も行っておりますので、是非ご活用ください!

➡ 分解洗浄についてはこちらから

 

 

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