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エアコンのカビから健康を守る!オフシーズンこそ徹底掃除

  • 公開日:2017年10月20日
  • 最終更新日:2017年12月14日

エアコンのカビ掃除をしたことはありますか?

最近は市販のエアコン掃除スプレーを使用する人も多いようですが、実はあまりおすすめできない方法です。家庭では使用した洗剤を大量の水で洗い落とすことができないため、スプレーで浮かせた汚れが内部に残ってしまい、それがまたカビの原因になるからです。エアコンのカビ掃除は一筋縄ではいきません。だからこそ、必要性を理解したうえでプロに任せてはいかがでしょうか?

どうしてエアコン内部にカビが生えるの?

エアコンは、室内の空気を吸い込んで設定温度に調整してから吐き出す仕組みです。室内の空気と一緒に、空気中のチリやほこりもエアコンの内部に吸い込まれます。

そして、どんどんエアコン内部に蓄積されていきます。
冷房稼働時は、室内の温かい空気が冷たいエアコン内部を通過します。そのことで結露が起きやすく、エアコンの内部湿度は90%に達することもあります。

エアコン内部に溜まったチリやほこりに、冷房時の高い湿度が加わること。これがエアコン内部に発生するカビの原因です。

エアコン内部に発生するカビとは

エアコンのカビを見たことはありますか?エアコンの吹き出し口付近を覗くと、黒い汚れが付着していることがあります。

さらに奥を覗くと手が届かない部分にまで黒い汚れがびっしりということも。これがエアコンに発生するカビで、主にトリコスポロンという種類のカビです。

カビは5〜35度の温度があれば生息可能で、微生物やホコリを餌にしています。エアコンをつけた時の嫌な臭いは、カビの排泄物によるものです。カビの排泄物はカビ毒といわれ健康に悪影響を及ぼします。

カビは湿度60%以上で発生しやすく、80%を超えると急激に増殖します。結露の起こりやすい冷房後のエアコン内部はまさにカビの温床です。

カビ毒が体に与える影響

エアコンに付着したカビは、スイッチを入れてからたった10分の間に、室内に250〜1000個のカビ胞子を巻き散らしているという調査結果があるそうです。このカビ毒が体内に侵入すると、体に様々な悪影響があらわれます。その代表的なものがカビ肺炎。そしてカビ肺炎の3/4を占めるのがトリコスポロンが原因の夏型過敏性肺炎です。
夏型過敏性肺炎の主な症状は、のどの痛みと咳。加えて発熱や鼻水を伴うこともあるので、夏風邪と間違えられることもあります。その他にも、肌荒れやアトピーの症状を悪化させたりアレルギー性鼻炎が発症することも。6月〜10月にかけて症状が悪化したり発症したりするのが特徴の一つです。

結局はプロのメンテナンスが一番

エアコン内部のカビを「全く発生させない」というのはほぼ不可能です。冷房後の送風運転や内部クリーニングは、結露を防ぐためにエアコン内部を乾かす効果があります。週1回のフィルター掃除は、カビの餌となるホコリを除去する効果があります。

いずれも「カビの繁殖を抑える」という点では効果的ですが、残念ながらカビの発生をゼロにすることはできません

エアコンのカビ掃除はもはや定期的に必要なメンテナンスです。ただし、個人で行うには難易度の高い作業になるので、プロに依頼してしっかりと掃除してもらうことをおすすめします。プロが行うことで、掃除以外でも故障の早期発見等メリットが生まれます。
狙い目はエアコンのシーズンオフである秋。冷房で発生したカビを暖房シーズンまで持ち越さず、クリーンな状態で冬を迎えましょう。

▼ぜひエアコンクリーニングをご用命ください
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